ごあいさつ

私は西日本の大変な田舎で育ちました。なので、私が小学生の時は40年も前にもなりますから、当然小中学校には支援級はなく、いわゆる当時の医療モデルの障害という概念すら意識する機会を持たず、育っています。

そうした私がはじめて障害について考える機会を持ったのは、大学を卒業し、臨時採用で当時の養護学校に赴任することになったためです。障害について、意識したこともない人間がいきなり様々な障害のある児童生徒とむきあうことになるわけですから、戸惑いや驚きの連続だったことを今でも鮮明に覚えています。20代の若かりし頃ですから、何故障害があるのだろうかなど、悩みながら、児童生徒と向き合っていましたが、それでもどこか他人事、どこか自分とは遠いものという認識だったように思います。

ある時、先輩の先生に「自宅に釜山くんと歳の近い卒業生がくるので遊びにこないか」と誘われ、お邪魔したことがありました。その先生の自宅にお邪魔したときに、中学時代の友人が障害者になって私の前にあらわれたのです。高校は別だったので私は知らなかったのですが、高校時代に事故にあい、養護学校に転校し、そのときからの先輩の先生とのつながりでした。その時の衝撃は今でも忘れません。私が無知で、障害そのものを自分とは、遠い話だと思っていたことが、本当に身近にあるものだと、自分にも起こりうることなんだということを痛烈に突き付けられたのです。それ以来、障害について自分事としてとらえるようにして、障害福祉の仕事にむきあってきたつもりです。

なので、私がそうであるように、様々な想いをもって、夢花事業部のサービスを利用される方、夢花事業部で働かれる方がいると思います。そうした、皆さんが、サービスを利用してよかった、ここで働くことができて良かったと思えるよう、日々取り組んでいきたいと思います。

夢花事業部長 釜山 晶

夢花事業部の概要

名 称社会福祉法人なごみ福祉会 夢花事業部
事務局所在地神奈川県川崎市多摩区長沢4-2-9グリーンヴァレー松澤402 →地図
TEL044-976-3703
FAX044-742-2555
メールアドレスnagomi1@carol.ocn.ne.jp
ホームページURLhttps://www.nagomi-yumehana.com
代表者釜山 晶
事業内容障害者およびその家族の地域生活に必要なサポート全般
運営施設(運営サービス)・夢花工房ぽぱい、分場オリーブ、分場モンマルトル、分場どりーむ
・なごみ生活ホーム
・ヘルパーステーション夢花
・ファミリーサポートやじろべえ
・相談支援センタードリーム・日中一時支援ぽぱい

公開資料

下記の資料を公開しています。資料名をクリックするとPDFファイルが開きます。

なごみ福祉会夢花事業部 倫理綱領(PDF形式)
なごみ福祉会夢花事業部 行動規範(PDF形式)
なごみ福祉会 夢花事業部 虐待防止委員会規程(PDF形式)
障害者虐待防止マニュアル(PDF形式)
苦情解決の仕組みに関する要綱(PDF形式)
苦情解決マニュアル(PDF形式)
コンプライアンス規程(PDF形式)
内部通報制度運用規程(PDF形式)
夢花事業部職員安全衛生管理規程(PDF形式)
過重労働による健康障害防止のための対策実施要綱 (PDF形式)
特定個人情報取り扱い規程 (PDF形式)
夢花防犯カメラシステムの管理および運用に関する要綱(PDF形式)
知的障がいがある方を支援するための行動規範(PDF形式)

介護職員等特定処遇加算の見える化要件について(PDF形式)

夢花のあゆみ

昭和48年幼児通園施設(無認可)「なごみ園」
昭和49年無認可保育園として認可
昭和50年混合保育開始
昭和56年社会福祉法人なごみ福祉会認可
昭和57年保育所「なごみ保育園」設置運営(60名定員)、「親と子の寺子屋でんでん虫の家」活動開始
昭和62年でんでん虫共同作業所設置運営
昭和63年生活ホームあじさい設置運営
平成元年生活ホーム虹設置運営
平成4年生活ホーム虹Ⅱ設置運営
平成7年レスパイトサービス「やじろべえ」事業開始
平成8年生活ホームあじさいⅡ設置運営
平成9年生活ホーム虹 国のグループホーム認可
平成9年4月「ぽぱい」の前身の地域作業所が麻生区高石に開設
平成10年生活ホーム虹Ⅱ&生活ホームあじさいⅡ国のグループホーム認可
平成10年6月現在の「ぽぱい」の建物竣工し、高石から南生田に移転
平成12年「親と子の寺子屋でんでん虫の家」事業をなごみ福祉会法人事業として統合、 生活ホームあじさい国のグループホーム認可
平成13年10月「オリーブ」の前身のワークショップあゆ開設
平成14年障害児者ホームヘルパー派遣事業開始、 生活ホームぱれっと開所
平成15年4月生活ホーム虹Ⅲ開所、生活ホームぱれっとⅡ開所
平成16年4月生活ホームぱれっと開所
平成17年8月生活ホームと夢花(ヘルパー・レスパイト)が夢花事業部として活動を開始
平成18年1月児童デイサービスドリーム開始、 川崎市タイムケアモデル事業開始
平成19年11月生活ホーム事業部と夢花事業部が統合し【地域生活部】発足
平成20年4月ケアホーム「コスモ」開所
平成22年3月ケアホーム「コスモⅡ」開所
平成23年4月多摩川あゆ工房第一分場「ワークショップあゆ」第2分場「ぽぱい」を統合し
「夢花工房」として独立。夢花事業部の本体施設として事業所開設。
「ワークショップあゆ」⇒「オリーブ」に改名。(夢花工房の分場)
地域生活部を「夢花事業部」に改名。
平成23年6月鷲ヶ峰に療育ホール「でんでん虫」を設置
平成23年12月ケアホーム「ぱれっと4」開所
平成24年4月相談支援センタードリーム開所
平成24年11月女子ホーム「あじさい」移転
平成24年11月男子ホーム「虹2」移転
平成25年3月男子ホーム「すみれ」女子ホーム「たんぽぽ」開所
平成26年1月女子ホーム「あじさい」移転
平成26年12月夢花工房ぽぱい分場 「デイリー夢花」活動開始
平成28年4月男子ホーム 「コスモ」「コスモⅡ」移転
平成28年4月川崎市タイムケアモデル事業からドリーム2に移行し事業開始
平成28年5月「デイリー夢花」移転し活動開始平成29年4月男子ホーム 「ぱれっとⅢ」「虹Ⅲ」移転
平成30年4月男子ホーム 「虹」移転 「虹Ⅳ」開所
平成31年4月日中一時支援事業所「ドリーム2」 開所令和元年10月就労継続支援B型事業所「夢花工房ぽぱい」廃止
令和元年11月夢花工房ぽぱい分場「夢花工房モンマルトル」に名称を変更し活動開始
令和2年1月日中一時支援事業所「日中一時支援ぽぱい」開所
令和2年11月ドリーム2廃止
令和3年4月「ぱれっと」「虹Ⅱ」移転、あじさい設置
令和3年6月夢花工房ぽぱい 分場 「夢花工房 鷲ヶ峰」設置
令和4年4月「ぱれっとⅡ」「ぱれっとⅣ」移転
令和6年3月日中一時支援事業所「ドリーム」廃止
令和6年7月居宅介護事業所「ヘルパーステーション夢花」移転 
令和6年8月夢花工房ぽぱい分場「夢花工房 鷲ヶ峰」移転、「夢花工房どりーむ」に名称変更

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